2023年12月29日、吉本興業所属で「アホの坂田」の愛称で親しまれた笑い芸人・坂田利夫さんが老衰のため亡くなりました。
「あ~りが~とさ~ん」「あ、よいとせのこらせのよいとせのこらせ」など数多くのギャグで多くの人に愛された坂田さん。
かなりの人気者でありながら生涯独身を貫き、結婚されませんでした。
晩年も嫁(妻)が欲しい、結婚したいをネタのように口にしていた坂田利夫さんが結婚しなかった理由は一体なんだったのでしょう?
坂田利夫は結婚しておらず生涯独身 嫁(妻)はいない
坂田師匠!『アホの坂田』最高でした!
— くにお🐻 (@kunioUB) December 31, 2023
ご冥福をお祈りします🙏 pic.twitter.com/k4ptsMN8aP
坂田利夫さんが23年12月29日老衰のため亡くなりました。
享年82歳でした。
坂田利夫さんは現在まで結婚せず独身を貫かれました。
しかしながら、メディアでも結婚したいという意向は公にしており、もはや独身や結婚がネタとして扱われる事も多々ありました。
2017年の映画「嘘八百」の舞台挨拶でも「結婚したい」と発言されておりました。
坂田利夫さん死去、82歳 万人に愛された「アホの坂田」 最期は「間寛平夫妻に見守られて」天国へ
— ステイ・D@NIKKE【進撃の楽園】 (@stay_d_NIKKE) December 30, 2023
29日に老衰のため大阪市内で死去。
坂田師匠と間寛平さんには
子どもの頃からいっぱい笑わせてもらいました
最期は寛平ちゃんに看取られての旅立ち
ご冥福をお祈りしますpic.twitter.com/Je30Ws0cHg
また、ナインティナインの岡村隆史さんを以下の共通点から非常に可愛がっており、吉本興業所属の独身芸人グループ「アローン会」の名誉会長としても親交が深かったようです。
- 独身
- 気が弱い
- 女性との交流が苦手
岡村さんが2020年に結婚された時には次のようにコメントを発表されていました。
岡村、ワシより先に結婚するなんて約束が違うやないか。でも岡村と結婚してくれる嫁はんやから、ええ人やと思うわ。これからも夫婦仲よくしてください。ワシはまだ結婚諦めてへんからな!
誰からも愛され、人気を欲しいままにした坂田利夫さんが結婚せず独身を貫いた理由が一体何だったのでしょう?
坂田利夫が結婚しなかった理由は「芸人の成功と引き換え」だった
坂田利夫さんは自身の結婚について次のように語っておられます。
「結婚できないのではなく、しないのだ。
子どもができたら“アホの子”と指をさされるのが心配だから」
坂田利夫さんは「アホの坂田」として一躍有名になり、芸風も「アホ」を貫かれました。
そんな芸風から街中で「アホ」といじられる事も多々あったようですが、それに対してガチンコで怒る事もあったようです。
その他にも「アホ」はあくまでも仕事上のキャラだったという事が分かるエピソードがこちら▼
- 舞台でも「アホ」と言われて観客と喧嘩になった
- 母親は息子が「アホ」と言われる事に抵抗があった
- プライベートでは決して周りの人(弟子や付き人達など)に「アホ」と呼ばせなかった
実は「アホ」という芸風を演じるのが嫌になり、やめようとした事もあったのだとか。
そんな坂田利夫さんが結婚しなかったのは前述の通り「アホ」というキャラに悩んだからです。
母親が『アホ生んだ子や』言われるのは、親やからしゃあない、言うてくれた。せやから、親兄弟を劇場に呼んだことないねん。でも、結婚して子供ができたら『アホの子や』言われるかもしらん
結婚願望はあったようですが、自分が晒されてきた「アホ」のいじりに自分の子供もあうかと思うと結婚に踏み切れなかったようです。
「アホ」で成功し、「アホ」で苦労した人生だったようですね
結婚という選択肢を捨て、「アホ」としてお笑い芸人の道を突き進んだ坂田利夫さん。
芸人としての成功と引き換えに結婚を諦める事になったという事になりますよね。
ある意味カッコいいですよね!
実際に結婚はしなかったものの、坂田利夫さんには理想する女性のタイプがあったようです。
坂田利夫の理想のタイプ
坂田利夫さんの理想のタイプはズバリこの方▼
西川ヘレンさん(芸人・西川きよしさんの嫁)
理想のタイプを聞かれた際、次のようにコメントされています。
それにな、ヘレンさんみたいな、ようできた女おらんわ
嫁としての最上級の理想像が西川ヘレンさんである事がよく分かる発言ですね。
坂田利夫さんと西川きよしさんは下積み時代、ヘレンさんに養ってもらっており、2人の結婚後も家に転がり込むなど交友が深い事は知られています。
売れない時代から西川きよしさんを支える姿を間近で見てきた事で芸人の嫁としての器の大きさを実感したのでしょう。
さいごに
以上、【衝撃の理由】坂田利夫が結婚せず嫁(妻)がいないのは〇〇と引き換えだった!についてリサーチしました。
結婚せず、芸の道を突き進んだ坂田利夫さん。
「アホ」の影に信念のある「男前」な坂田さんを知る事が出来ましたね!
「アホ」を演じお茶の間を楽しませくれた坂田利夫さんのご冥福をお祈りいたします。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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